COLERE JOURNAL(コレレジャーナル)

弁護士藤森純が運営するブログです。文化と法律の関わり方について考えていきたいです。

【お知らせ】『Animation and Law!! Vol.2 徹底解明!製作委員会2.0』

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。最近、ブログの更新がほぼ告知ばかりになってしまっているのが何とも心苦しいところではありますが、今年は、ブログでの発信を少しでも行えるように努力したいと思っております。弁護士業務に加えて、ライブの企画やバンドなど、自分の興味のあることに取り組んでいく1年にしたいと思っております。

 

さて、Arts and Lawの定例自主企画、2019年の第2弾は、2/5に開催予定です。昨年11月に開催し、ご好評いただいた「Animation and Law!! 」の第2回目になります。今回は、アニメに関するファイナンス、製作委員会について取り上げます。皆さん、是非お越しください。よろしくお願いいたします。

【イベント詳細】

ボランティア法律家集団「Arts and Law」のアニメを愛するメンバー企画、日本のアニメ業界をよりよくするためのイベントです。
「Arts and Law」(http://www.arts-law.org)は2004年の設立以来、オンライン受付の無料相談やセミナーを通じてクリエイターやベンチャー、アーティストを支援してきました。
昨年11月2日に開催した「Animation and Law!! Vol.1」では、ポリゴン・ピクチュアズ代表 塩田周三氏、現役アニメーター 内藤伊之介氏をゲストにお迎えし、刺激的な議論が展開されました。

***イベントレポートはこちら! https://business.bengo4.com/articles/467 ***

第二弾のテーマは「徹底解明!製作委員会2.0」。
 前回、「アニメ業界の再興に向けた4つの論点」として「制作会社の収益性」「アニメーターの働き方改革」「アニメーターの育成」「ファイナンス」をあげました。これらの論点のうち、今回は「ファイナンス」を取り上げ「徹底解明!製作委員会2.0」と題してパネルディスカッションを行います。
 製作委員会方式については広くその功罪が議論され、さらには、昨今Post製作委員会方式とも言える新しいファイナンススキームの提案もなされていますが、今回の「Animation and Law!! Vol.2」では、このような議論とは視点を変えて、製作委員会方式を許容している金融商品取引法の例外規定に着目し、なぜ、多くの金融商品について登録事業者のみがその取り扱いが許されている中で、コンテンツ投資に対しては例外規定が設けられているのか。今後、海外からの投資流入を図っていくために、現行の制度で耐え得るのか。さらには、ルールメイキングの視点から既存の制度を変えるべきなのか。これらのテーマについて、ゲストの皆さまと一緒に議論していきたいと考えています。難しいテーマになりますが、是非、お越しください。

 

◇登壇者紹介
ゲスト●株式会社ジェンコ 真木 太郎 様
株式会社ジェンコ 代表取締役社長 『この世界の片隅に』プロデューサー。1989年TVアニメ『機動警察パトレイバー』シリーズのプロデュースを手がけ、1994年には実写映画『エンジェル・ダスト』(石井聰互監督)、『毎日が夏休み』(金子修介監督)のプロデューサーとしても活躍。1997年株式会社ジェンコを設立後、『千年女優』、『ソードアート・オンライン』シリーズ、『この世界の片隅に』などを世に送り出した。

 

ゲスト●株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 林 信明 様
株式会社ポリゴン・ピクチュアズ取締役。1997年に大学卒業後、銀行に入行。2000年に㈱GDH(現ゴンゾ)に入社し、資金調達、株式上場、M&A、ベンチャー投資及び国内外のグループ企業統制等に従事。その後、ゲーム会社2社の取締役CFO等を歴任し、2014年にベンチャー企業向け投資・育成等を手掛ける㈱エイ・トラスト・パートナーズの代表取締役に就任。2014年に㈱ポリゴン・ピクチュアズの経営陣買収(MBO)に参画し、2015年に同社取締役に就任、主に資金調達や資本・業務提携等によるコーポレート・ディベロップメントを推進。現在に至る。


ファシリテーター●下平将人
ドリームインキュベータにてベンチャー投資・投資先の経営支援や社外取締役を担当。弁護士。法律事務所、LINE社内弁護士、新規事業開発を経てドリームインキュベータに参画。

 

ファシリテーター●石渡広一郎
WATARI特許事務所代表弁理士。株式会社ホットリンク監査役(常勤)。インディーズ音楽CD流通会社、芸能事務所での勤務を経て弁理士へ。特許事務所に所属後、WATARI特許事務所を開設。

 

◇レクチャー&トークのテーマ ◇
・制作委員会と金融商品取引法、金融商品取引法適用除外の趣旨
・海外投資家や、コンテンツ事業者以外の投資家の参入について
・金融商品取引法適用除外の是非
・その他ファイナンススキームの比較検討

※本イベントは取材歓迎です。ご興味をお持ちいただきました媒体関係者さまは、主催者までお問い合わせください。

 

◇参加費について◇
参加費1,000円(学生の方は500円)
*会場でワンドリンク(500円~)のご注文をお願いいたします。
参加費は、運営実費、ゲスト謝礼に使用させていただきます。

 

◇イベント日時 / 会場◇
日時 : 2019年2月5日(火)  19:00 ~ 21:00
会場 : Loftwork COOOP10
クリエイティブエージェンシー「ロフトワーク」様のスペースです。
150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F
MAP: https://goo.gl/maps/Z4NGhGUunbp 
渋谷駅より道玄坂・マークシティ方面徒歩約10分弱

 

◇タイムテーブル◇
18:30 受付開始
19:00 イベント開始、ディスカッション
20:15 公開Q&A
会場のみなさまからの質問 & 議論
20:45 ミニ懇親会(参加自由)
21:00 終了

 

◇お申し込みについて◇
●FBページの「参加ボタン」を押していただくか、下記フォームにご入力をお願いいたします。
●「参加ボタン」だけでも申し込みになりますが、後日メッセンジャーまたはメールでフォームご記入のお願いをお送りします。
●お申し込み多数の場合は、抽選といたします。
●抽選にあたり、アニメ業界の方や、フォームにご返信いただいた方を優先させていただく場合がございます。
●お申し込み期間終了後、1月末頃を目処に、お席の確保ができた方にメールまたはFBメッセンジャーにて、ご連絡をさせていただきます。

↓参加申し込みはこちらから(申込みフォームが開きます)↓
https://goo.gl/forms/5P3Te7UCvRBMdoJf1

お申し込み期間:~1月24日(木)24:00
※ご予約後、キャンセルされる場合はご連絡をお願いいたします。

 

◇企画◇ Arts and Law
Animation and Law チーム
下平将人、石渡広一郎、尾谷恒治、永井幸輔、饗庭東子、田邉幸太郎、藤森純、黒澤水里、坂井聖美

 

◇主催◇
Arts and Law( 無料相談窓口あり )
http://www.arts-law.org/home
Arts and Lawは弁護士・会計士などの有資格の専門家の協働による芸術・文化への支援プログラムを中心とした非営利団体です。2004年以来、あらゆるジャンルの表現活動とその担い手の人々へ向けて、正確な専門知識の普及や無料相談の機会等を提供しています。2017年より、3ヶ月に1回を目処に、主宰イベントを開催、今回は♯008となります。

Animation and Law!! について
Arts and Lawの有志メンバーによる活動で、世界に誇れる文化として日本のアニメが存続するために、「投資家」「クリエイター」「制作会社」など多様な立場の当事者が集い、業界の課題を共有し、論じ合う場づくりを行っています。

 

◇お問い合わせ先◇
石渡 ishiwata@watari-pat.com
坂井 pukachon.0916@gmail.com